開館20周年記念
所蔵絵本原画展
2017年9月30日(土)~12月24日(日)(終了)
※12月は土日のみ開館
■多様な作品にふれて絵本の世界の奥深さを知る
最終的な形は「絵本」だけれども、文章とともに絵本を構成する絵はまた、「一枚の絵」としてもすばらしい――。えほんミュージアム清里は、そんな魅力あふれる絵本の原画を紹介する絵本美術館として、1997年4月に開館しました。以来、これまでに開催した企画展は60を超え、30以上の絵本作家を取り上げています。当館での展覧会が初めてとなった作品、絵本作家も少なくありません。
本展では、当館が所蔵する原画やスケッチ画、エッチングなど、いずれも名だたる15人の絵本作家・挿絵画家の作品およそ50点と、19世紀後半から20世紀初頭に出版された『不思議の国のアリス』や『ピーター・ラビット』などの希少な初版本を展覧いたします。多様な作風の作品の数々をご覧いただき、絵本の世界のすばらしさとともに奥深さを感じていただければ幸いです。
■展覧作家(展覧作品)
●ゲオルグ・ハレンスレーベン(『リサとガスパール』『ペネロペ』)
●ラルス・ヤンソン(『ムーミン』(コミックス))
●トーベ・ヤンソン(『ムーミン』(コミックス))
●アーサー・ラッカム(『真夏の夜の夢』ほか)
●ケイト・グリーナウェイ(『わがままな女の子へ』
●モーリス・センダック(『かいじゅうたちのいるところ』関連エッチングほか)
●ミヒャエル・ゾーヴァ(映画『アメリ』より『病気のワニ』ほか)
●レイモンド・ブリッグズ(『スノーマン』)
●アンジェラ・バレット(ジェン・オースティン コレクションのための作品)
●サラ・ファネリ(『赤い鳥』)
●ルイズ・ブリアリー(『お祝いの歌』ほか)
●ニコル・ランベール(『みつごちゃんとけっこんしき』)
●ヒース・ロビンソン(『ペローの昔ばなし』 あかずきんちゃん)
●J・マクファーレン(『アリスと白ウサギ』)
●瀬川康男(『絵巻平家物語 祇王・俊寬』)
※各作家1~12点を展覧