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1911リサとガスパール絵本原画展

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​リサとガスパールのクリスマス2019

リサとガスパール絵本原画展

2019年11月2日(土)~12月29日(日)※終了

■クリスマスに彩られた「リサとガスパール」の世界

 アン・グットマンとゲオルグ・ハレンスレーベン夫妻が描く絵本「リサとガスパール」シリーズは、イヌでもウサギでもない不思議なふたりが活躍する、無邪気でかわいらしい物語。赤いマフラーが似合うリサは好奇心旺盛でおしゃまな女の子。ガスパールは優しくてちょっぴりナイーブな男の子。1999年にフランスで発表され、翌年には日本でもたちまち人気となりました。

 現在、およそ40冊を数える絵本シリーズに共通するのは、リズミカルで想像力あふれる、思わず微笑んでしまうようなストーリーと、鮮やかな色彩で生き生きと描かれた絵の数々。両者は互いの魅力を高めあいながら、絵本の世界へと読者をいざないます。

 本展ではクリスマスや冬の場面を描いた描き下ろし作品を中心に、約50点の原画を展覧します。また、制作の過程で作られた、習作やラフスケッチなども合わせてご紹介します。クリスマスと冬に彩られた「リサとガスパール」の世界にふれる展覧会にぜひお越しください。

ゲオルグ・ハレンスレーベン

Georg Hallensleben

1958年ドイツ生まれ。19歳の時、スイスのギャラリーで初めての個展を開催。大学卒業後にローマで画家として活動を始める。アメリカの作家ケイト・バンクスと出会ったことがきっかけで子どもの本の仕事を始める。『おつきさまはきっと』で書評誌『ホーン・ブック』の98年最優秀絵本賞を受賞。以降、多数の絵本を手がけている。

 

アン・グットマン
Anne Gutman

1970年パリ生まれ。小説家だった父、クラウデ・グットマンの影響で絵本の創作活動に入る。91年から7年間、ガリマール社で子どもの本のデザイナーとして活躍する。「リサとガスパール」「ペネロペ」シリーズをハレンスレーベンとともに手がけ、文章のみならずテーマ作りや構成、ブックデザインなど、本づくりのすべてに関わる。

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