『リサとガスパールとうきょうへいく』刊行記念

リサとガスパール絵本原画展


2017年7月15日[土]~9月25日[日](終了)

 

 

■リサとガスパールが東京にやって来た! シリーズ最新刊の絵本原画、全点を公開

 

 アン・グットマンとゲオルグ・ハレンスレーベン夫妻が描く絵本「リサとガスパール」シリーズは、イヌでもウサギでもない不思議なふたりが活躍する、無邪気でかわいらしい物語。赤いマフラーが似合うリサは好奇心旺盛でおしゃまな女の子。ガスパールは優しくてちょっぴりナイーブな男の子。1999年にフランスで発表され、翌年には日本でもたちまち人気となりました。
 

 シリーズの最新刊で、ふだんパリに住んでいるふたりがやって来たのは日本・東京!東京タワー、東京スカイツリー、渋谷のハチ公前……。おなじみのスポットや風景にふたりがいる場面は少し不思議な感じ。でもより親近感がわいてきます。もちろんシリーズの真骨頂である想像力あふれる、思わず微笑んでしまうようなストーリー、鮮やかな色彩で生き生きと描かれた絵は最新刊でも発揮され、読む人を楽しませてくれます。
 

 本展では最新刊『リサとガスパール とうきょうへいく』のすべての原画と、シリーズの既刊作品から厳選した原画、合わせて約50点の絵本原画を、スケッチなどとともに展覧します。「リサとガスパール」シリーズ最新刊が原画で読める、見られる、ぜいたくなこの機会をどうぞお見逃しなく。



■ゲオルグ・ハレンスレーベン
Georg Hallensleben
1958年ドイツ生まれ。19歳の時、スイスのギャラリーで初めての個展を開催。大学卒業後にローマで画家として活動を始める。アメリカの作家ケイト・バンクスと出会ったことがきっかけで子どもの本の仕事を始める。『おつきさまはきっと』で書評誌『ホーン・ブック』の98年最優秀絵本賞を受賞。以降、多数の絵本を手がけている。

■アン・グットマン

Anne Gutman
1970年パリ生まれ。小説家だった父、クラウデ・グットマンの影響で絵本の創作活動に入る。91年から7年間、ガリマール社で子どもの本のデザイナーとして活躍する。「リサとガスパール」「ペネロペ」シリーズをハレンスレーベンとともに手がけ、文章のみならずテーマ作りや構成、ブックデザインなど、本づくりのすべてに関わる。

(同時開催)

開館20周年特別展示 ディック・ブルーナ

ブラック・ベアシリーズのポスターを中心に、シルクスクリーンなど約20点の作品を展覧します。

■ディック・ブルーナ Dick Bruna


 1927年、オランダ・ユトレヒト生まれ。絵本作家・グラフィックデザイナーとして世界的に活躍。その暖かみのある手描きの線、鮮やかな色使い、観る者の想像力に訴えるシンプルで大胆な構成の作品で、世界中の子どもから大人まで幅広く愛されている。
 1951年からブックカバーのデザインを本格的に開始し、2000冊以上のデザインを手がける。1953年に絵本『de appel(りんごぼうや)』を、さらに1955年にはミッフィーの第一作目の絵本となる『nijntje(ちいさなうさこちゃん)』を発表。約60年にわたる創作期間を経て、120作を超える絵本を刊行。全世界で50カ国語以上に翻訳され、8500万部以上のロングセラーとなる。
 また絵本創作以外にもユニセフ、赤十字や「WORLD PEACE IS POSSIBLE」など、社会活動のためのポスターやロゴも多く手がけた。2017年2月16日逝去。享年89歳。

  • Wix Facebook page

© EHON MUSEUM KIYOSATO