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ペネロペ絵本原画展

ペネロペ絵本原画展

会期:2023年3月18日(土)~5月15日(月) 終了

 青いコアラの女の子が主人公の絵本『ペネロペ』は、『リサとガスパール』で知られるゲオルグ・ハレンスレーベンとアン・グットマン夫妻が描くもうひとつの絵本シリーズ。2003年にフランスではじめて出版されて以来、日本だけでなく世界中で人気を集めています。


 日本での絵本の累計発行部数は300万部超、アニメーションはNHK Eテレで長い間放送され、現在もYouTubeの公式チャンネルや動画配信サイトで見ることができます。


 子どもから大人まで多くのファンを魅了している、“うっかりやさん”で愛らしい主人公ペネロペ。本展では絵本原画約50点と、スケッチや作者自ら試作したしかけ絵本のダミーなどの資料を展示します。

 原画から感じられる迫力や存在感、印象に残る鮮やかな色彩や筆致など、原画ならではの魅力を感じながら、絵本『ペネロペ』の世界をどうぞお楽しみください。

■ゲオルグ・ハレンスレーベン
Georg Hallensleben

1958年ドイツ生まれ。19歳の時、スイスのギャラリーで初めての個展を開催。大学卒業後にローマで画家として活動を始める。アメリカの作家ケイト・バンクスと出会ったことがきっかけで子どもの本の仕事を始める。『おつきさまはきっと』で書評誌『ホーン・ブック』の98年最優秀絵本賞を受賞。以降、多数の絵本を手がけている。

■アン・グットマン 
Anne Gutman

1970年パリ生まれ。小説家だった父、クラウデ・グットマンの影響で絵本の創作活動に入る。91年から7年間、ガリマール社で子どもの本のデザイナーとして活躍する。『リサとガスパール』『ペネロペ』シリーズを夫のハレンスレーベンとともに手がけ、文章のみならずテーマ作りや構成、ブックデザインなど、本づくりのすべてに関わる。

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